ImageCenter™ LEとは
ImageCenter™ LEは、ActiveImage Protector™のイメージファイルをリモートで一元管理できるツールです。ActiveImage Protector™には、ポストバックアップ機能としてイメージファイルの結合などの操作が可能です。しかし、バックアップをおこなっているマシン上でこれらの処理を同時におこなうと、サーバーの負荷が大きくなります。ImageCenter™ LEを使えば、ActiveImage Protector™とは別のサーバーで、結合やレプリケーションのスケジュールを動作させたり、検証、ブート確認をおこなうことができます。これにより、バックアップ元のサーバー負荷を大幅に軽減できます。また、Windows上の仮想化ソフトウェアを使って、バックアップイメージが確実に起動できる状態であることを即座にテストできる機能のBootCheck™を装備しています。
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ActiveImage Protector™ のイメージファイルを統合的に管理
ActiveImage Protector™を使ってバックアップしているマシンに負荷をかけず、レプリケーション、結合(コンソリデーション)がスムーズにおこなえます。
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便利なスケジュール設定
レプリケーションと結合は、スケジュールを使って設定できます。即時、時間指定(週 /月単位)、増分ファイル数によって設定可能です。
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多様なレプリケーション(保存)先
レプリケーション先は、ローカルストレージ、ネットワーク共有フォルダー、FTP、FTPS、SFTP、WebDAV、AmazonS3(その互換ストレージであるCloudianなどを含む)、Azure Storage、OneDrive、Google DriveやDropboxから選択可能です。
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レプリケーションタスクの一時停止/再開によりトラフィックを制御
レプリケーションタスクの一時停止/再開ができます。これにより優先したい作業がある場合、長い時間のかかるレプリケーションタスクを一時停止してトラフィックを軽減できます。
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バックアップイメージの起動をチェックするBootCheck™機能
BootCheck™(ブートチェック)は、バックアップイメージが確実に起動できる状態であることを即座にテストできる機能です。Windows Hyper-Vを使って確認をおこないますが、確認のために仮想マシンのクローン作成は行わず、低リソース、短時間で起動確認が完了します。物理マシンのイメージファイルでも起動確認が可能です。
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イメージファイルの追加も簡単
フォルダー単位でイメージファイルを取り扱えますので、タスクを設定するイメージファイルの追加が簡単です。
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イメージファイルのマウントをiSCSIターゲット化
バックアップイメージファイルのマウントをiSCSIターゲット化しておこないますので、BootCheck™はローカルのHyper-Vだけでなく、外部のHyper-V、ESXiホスト上の仮想マシン上でも実行できます。
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ActiveImage Protector™のユーザーには無償提供
ImageCenter™LE は、ActiveImage Protector のユーザーは無償で使用できます。