ActiveImage Protector 2016 R2 for Hyper-V Enterprise リリース

(株)ネットジャパンが Hyper-V Server 2016に対応し、リモートのHyper-Vホストにも高速にリストアできる エージェントレス・バックアップソリューションの新版を販売開始

2017年3月17日

(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蒋 冠成、URL:https://www.netjapan.com)は、Hyper-V Server 2016に対応し、リストア機能と速度が大幅に改善されたエージェントレス・バックアップソリューションの新版、「ActiveImage Protector 2016 R2 for Hyper-V Enterprise」を、2017年3月17日から販売開始します。

今回リリースする新版では、1月19日にリリースしたWindows Server 向けのActiveImage Protector 2016 R2 SP1の最新機能に加え、新機能ReZoom™ it!を装備し、仮想マシンの復旧がより簡単、柔軟で高速になりました。

サーバーの仮想化の現場ではHyper-Vの導入が急激に伸びています。環境構築が以前に比べて容易、安価になっている反面、物理サーバー上と仮想環境を両方管理する必要があり、システムは複雑化しています。バックアップにおいても、多数の仮想マシンのバックアップやリストア作業の煩雑さ、バックアップ時間や容量の増大、ネットワークへの負担など多くの問題が指摘されています。

ActiveImage Protector 2016 R2 for Hyper-V Enterpriseを使用するメリット

ActiveImage Protectorを使ったバックアップでは、仮想マシンをすべて含んだホスト全体のバックアップ、リストア、仮想マシン毎のリストアを簡単におこなうことができます。仮想マシンごとに1台1台バックアップソフトをインストールし、個別にバックアップイメージを作成し、管理をするといった煩雑な作業は不要です。(エージェントレスバックアップ) ActiveImage Protector は、CSVFSに対応していますので、クラスタ構成で複数の仮想マシンがCSVFS上で稼働している状態でも、一括して簡単に整合性のあるフルバックアップ及びその差分バックアップをとることができます。

仮想マシンのリストアはReZoom™ it!を使って、Hyper-Vホスト全体のバックアップイメージの中から、必要な仮想マシンを選択して個別にリストアできます。元のHyper-Vホストだけでなく、他のHyper-V ホストやリモートホスト上へもリストアすることができますので、ホストの障害時でも一時的に他のホストにリストアして、サービスを継続させることが可能になります。

Hyper-V上の仮想マシンのような重複データを多く含んでいる場合には、ActiveImage Protectorの「重複排除圧縮機能」を使って、データ容量を大幅に圧縮できます。さらに、重複排除圧縮した場合でも、通常のバックアップと遜色のない速度を実現しています。(当社実測参考値:12TBのデータのバックアップで26時間程度)

自然災害やシステム障害を想定し、バックアップしたイメージファイルを遠隔地にデータ保存する機能も搭載していますので、ActiveImage ProtectorをBCP/DR対策ツールとしても使用できます。データのレプリケーション(複製)はActiveImage Protectorに付属するImageCenter LEでおこないます。レプリケーションとバックアップを別のマシン上で動作させることができますので、ネットワーク負荷を分散できます。リストア時にはHyper-Vホストの全データを一括で復元できます。

新機能

  • ReZoom™ it!を装備、リストア速度は前バージョンの約2倍
    「ReZoom™ it!」とは、Hyper-Vホスト全体を一括で取得したバックアップイメージに含まれる仮想マシンを、同一あるいは異なるHyper-Vホスト上、さらにリモートのHyper-Vホスト上へもリストアできる機能です。また速度も大幅に改善され、弊社の実測値では、前バージョンと比較して、約2倍の速度でリストアできます。ReZoom™ it!は独立したアプリケーションとしてインストールできますので、仮想マシンを別の場所に移行する際に有用です。
  • 重複排除圧縮機能の改善
    8TBを超えるデータを持つボリュームに対してもパフォーマンスを維持して、重複排除圧縮がおこなえます。数TB以上の仮想マシンを複数含むボリュームでは特に威力を発揮します。また、バックアップ速度も従来比で約30%高速になり、バックアップ時間が従来の約2/3に短縮されます。(当社実測値)
  • トラッキングドライバーの改善
    増分バックアップを作成するために必要なトラッキングドライバーに大幅な改善が行われ、ホットバックアップ時の確実性がさらに向上しました。
  • リモート管理コンソールの実装
    ネットワークー上の複数のAIPエージェントの状態監視、バックアップスケジュールの開始/停止、ライセンスの更新がおこなえます。
  • GPT/uEFIのシステムの復元
    ボリューム単位での復元でもGPTボリュームとして復元して、OSをベアメタルで起動させることができます。
  • Hyper-Vホストの復元機能としてAIPBEを使用
    ActiveImage Protectorの起動環境AIPBE(ActiveImage Protector Boot Environment)を提供しています。これにより、ディザスターリカバリーが簡単におこなえます。
  • ISO形式、光学メディア、USBドライブで起動する復元環境を作成
    製品メディアの他にユーザー自身でISO形式、光学メディア、USBドライブで起動する復元環境を作成できます。
  • Windows Server 2016(Server Coreを含む)、Hyper-V Server 2016 への対応
    最新のWindows Server 2016 Hyper-Vのバックアップ、リストア、仮想マシン形式に対応しています。

製品情報とシステム要件

製品情報の詳細とシステム要件は、こちらをご覧ください。

販売価格

ActiveImage Protector for Hyper-V Enterpriseの価格は、180,000円(1ライセンスあたり、税別)です。 その他の価格につきましてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ先、商標

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